JRAのジョッキーカメラは、騎手のヘルメットに装着した小型カメラで、レース中の騎手目線に近い映像や音声を記録する取り組みです。スタンドやテレビ中継とは異なる、馬群の中での視界、馬の走り、ゴール後の声などを見られる点が大きな特徴です。
この記事では、ジョッキーカメラの取付場所・仕組み・2023年の導入経緯・映像の見方を整理します。レースごとに装着や公開の有無は異なるため、最新の公開状況はJRA公式チャンネルで確認してください。
ジョッキーカメラを30秒で確認
| 何を撮る? | レース中の騎手目線に近い映像と音声 |
|---|---|
| 取付場所 | ヘルメットのつばの下 |
| JRAでの導入 | 2023年桜花賞から映像公開が始まった |
| どこで見られる? | YouTube「JRA公式チャンネル」 |
| 全レースで見られる? | いいえ。公開対象となるレース・騎手は毎回同じではありません。 |
ジョッキーカメラとは?騎手目線に近い映像を楽しめる仕組み
ジョッキーカメラは、レースに騎乗する騎手のヘルメットに小型カメラを取り付け、騎手から見える景色や音を記録するものです。馬群に入ったときの視界、他馬との距離感、追い出す瞬間、ゴール後のやり取りなどを、通常の中継とは違う角度から見られます。
取付場所はヘルメットのつばの下
ジョッキーカメラは、ヘルメットのつばの下に取り付けられます。2023年にJRAへの取材をもとにした報道では、フランスCambox社製のカメラが使われ、強力な面ファスナーで取り付ける方式と説明されています。[1]
カメラは、騎手の視線に近い位置から前方を撮影できるように配置されます。映像を見る際は、「騎手自身の視界そのもの」ではなく、ヘルメットに固定されたカメラの映像であることを踏まえると理解しやすくなります。
重量・記録方式と安全面
同じ取材記事では、当時使用されたカメラは約48グラムで、配線や外部機器への接続を必要とせず、本体で映像と音声を記録する仕組みと紹介されています。[1] ただし、機材や運用方法は変更される可能性があるため、この記事では現在の仕様が常に同じであるとは断定しません。
JRAでジョッキーカメラが導入された経緯
JRAでは、2023年4月9日の桜花賞で、リバティアイランドに騎乗した川田将雅騎手のジョッキーカメラ映像が公開されました。騎手目線に近い映像と、ゴール後の声を含む臨場感が大きな反響を呼びました。
川田将雅騎手の提案と横山典弘騎手の発言
2023年のJRAへの取材記事では、川田将雅騎手がイギリスでジョッキーカメラを着けて騎乗した経験から、JRAでの導入を提案したことがきっかけの一つと紹介されています。また、2022年日本ダービー後の横山典弘騎手の発言も、導入の検討を再び進める後押しになったとされています。[1]
この経緯は、単に映像を増やすだけでなく、競馬ファンへレースの新しい見方を届ける取り組みとしてジョッキーカメラが生まれたことを示しています。
どのレース・どの騎手が装着する?
ジョッキーカメラは、すべてのレース、すべての騎手に常に装着されるものではありません。JRAは特定のレースに出走した騎手の映像を公式YouTubeで公開しており、2026年にも安田記念に出走した横山武史騎手の映像がJRA公式チャンネルで公開されています。[2]
公開対象となるレース・馬・騎手は毎回同じではありません。レース前に公開対象が必ず告知されるとは限らないため、見たいレースがある場合は、レース後にJRA公式サイトやJRA公式チャンネルを確認するのが確実です。
ジョッキーカメラで分かる競馬の見どころ
ジョッキーカメラの魅力は、勝ち負けだけでは見えにくいレース中の判断や空気感を感じられることです。映像を見るときは、次の点に注目すると、より楽しめます。
- 馬群の中での位置取り
前方の馬との距離や、進路を探す場面を確認できます。 - 直線での追い出し
騎手がどの位置で追い出すか、周囲の馬がどのように動くかを見られます。 - 音と声
蹄音や風の音、ゴール後に馬をねぎらう声など、通常の中継では聞こえにくい要素に触れられます。
よくある質問
ジョッキーカメラはいつからJRAで導入されましたか?
2023年桜花賞から、JRA公式チャンネルでジョッキーカメラ映像の公開が始まりました。
ジョッキーカメラはどこに付けていますか?
ヘルメットのつばの下に取り付けられます。ヘルメットに固定した小型カメラで、騎手目線に近い映像を記録します。
すべてのレースでジョッキーカメラ映像を見られますか?
いいえ。公開対象となるレース・騎手は限られ、毎回同じではありません。レース後にJRA公式サイトやJRA公式チャンネルを確認してください。
ジョッキーカメラはどこで見られますか?
YouTube「JRA公式チャンネル」で公開されます。JRA公式サイトのニュースから公開動画へ案内される場合もあります。
まとめ
JRAのジョッキーカメラは、ヘルメットのつばの下に装着する小型カメラで、騎手目線に近いレース映像や音声を楽しめる取り組みです。2023年桜花賞から公開が始まり、現在も特定レース・騎手の映像がJRA公式チャンネルで公開されています。
すべてのレースで見られるわけではありませんが、公開された映像では、馬群での位置取り、直線での判断、ゴール後の声など、通常の中継とは異なる競馬の魅力を味わえます。
