音声操作とタッチパネルで操作できる「Google Nest Hub」は、スマートスピーカーの機能とスマートディスプレイ機能を兼ね備えた優れモノです。Google Nest Hubで「できること」をご紹介します。
Google Nest Hubとは?
画像引用:https://store.google.com/jp/product/google_nest_hub
Google Nest Hubは、2019年6月12日にGoogleから発売されたスマートスピーカー/ディスプレイです。2年前に発売された「Google home」や「Google Home Mini 」には無いディスプレイ付きなので、音声操作にプラスしてタッチパネル操作ができるのが大きな特徴です。
Google Nest Hubのスペック
Google Nest Hubのディスプレイは、「7インチ LCD タッチ スクリーン」です。幅178.5 mm×高さ118 mm×奥行67.3 mmで、ベッドの枕元の棚の上に置ける大きさです。 LCDは「液晶ディスプレイ」のことで、照明を落とした夜はディスプレイが暗くなり、周囲が明るくなるとディスプレイも明るく自動調整してくれます。
カラーは、
- 白っぽい色の「チョーク」
- 黒っぽい色の「チャコール」
- 薄い桃色の「サンド」エメラルドグリーンの「アクア」
の4色。Google Home Miniとまったく同じカラー展開ですが、印象がだいぶ異なります。チャコールはほぼ同じですが、Google Nest Hubの「チョーク」は白っぽい印象が強く、「サンド」はGoogle Home Miniのサンドよりも薄い桃色。「アクア」はGoogle Home Miniのアクアよりもクリアな印象です。
スピーカーはフルレンジ スピーカーです。低音と高音が1つのユニットから出る仕組みで、前面からのみ音が出ます。Google homeの360℃全面スピーカーと比較すると音量・音質の面で劣りますが、マンションなどのあまり大きな音が出せない環境では逆に重宝します。
Google Nest Hubで「できること」
デジタルフォトフレーム
画像引用:https://store.google.com/jp/product/google_nest_hub
スマホやデジカメで撮った写真を、いざ見ようと思ったときにお目当ての写真を探すのは骨が折れるものです。Google Nest Hubなら、「OK Google, 運動会で撮った写真を見せて」と話しかけるだけで、運動会の写真をデジタルフォトフレームのように表示してくれます。
また、リアルタイム共有アルバム機能でアルバムを家族や友人と共有すれば、お互い共有した写真をそれぞれのGoogle Nest Hubに表示することが可能です。
スマート家電をコントロール
テレビや照明、エアコンやプリンターなどインターネットを介して遠隔操作ができる「スマート家電」を、Google Nest Hubから全てコントロールすることができます。音声操作とタッチパネルの両方に対応しているので操作性が良いのが特徴です。
無料の音楽サービスを多く利用できる
Google Nest Hubは無料で音楽を聴く手段が他メーカーのスマートスピーカーよりも多いです。曲を指定することはできませんが、「Youtube Music」の無料プラン再生や「Spotify」のフリープラン再生が利用できます。
また、Google Play Music無料版でクラウドにアップロード(50,000曲まで保存可能)した曲をGoogle Nest Hubで再生することができるので、手元にMP3やFLACなどの音楽ファイルが多数ある人は、有料の音楽サービスを利用しなくても充分楽しめることでしょう。
まとめ
Google Nest Hubは、画面付きのスマートスピーカーです。音楽を歌詞付きで再生したり、料理のレシピを表示しながら材料を1つ1つ読み上げてもらうことも可能です。タッチパネル操作が追加されたことで、より操作がしやすくなった「Google Nest Hub」をお家に迎えてみませんか。