メタバースという言葉が当たり前となっている時代に突入し、すでにメタバースの世界で活動している人も多いのではないでしょうか。
メタバースの世界が当たり前となることで、未来はどのように変わっていくのでしょうか?
今現在すでにメタバースの世界で生まれているビジネスやその依存性についても紹介したいと思います。
メタバースで変わる未来とは?
メタバースの勢いはますます増してきていますが、未来はどのように変わっていくのでしょうか?
メタバースを利用した新しいビジネスなどが生まれていますが、未来がどうなるか楽しみですよね。
想像もできないような世の中になっていくのでしょう。
映画の世界などにある、人類は物理的な体を持たずに、メタバースの世界などで生きていくような時代がすぐそこまできているのかもしれません。
今現在もメタバースを利用することで便利になる技術にはどのようなものがあるのでしょうか。
メタバースをワークスペース化
パソコン作業をよくする人だと、デスクの上に何枚ものモニターを設置していることでしょう。
すでに利用することができるのですが、VR空間にモニターを再現して作業をすることができます。
VR空間上のモニターですので、好きな枚数を設定できますし、好きなサイズにもすることができるんです。
この環境に必要なのは、VRヘッドセットのみですので、どこへでも持ち出すことができますし、どこででも作業をすることが可能ですので、非常に便利ですよね。
メタバースに公共施設
さらには政府がメタバースの世界に、図書館や博物館などの公共施設を作り出そうという案もあります。
そうなればより多くの国民に、情報や体験を届けることが可能となります。
今はまだ構想の段階ですが、着実に現実化に向けて進んでいるようです。
メタバースで生まれているビジネス
メタバースの世界が生まれてから、さまざまなビジネスモデルが誕生しています。
どのようなものがあるか紹介していきましょう。
バーチャルオフィス
バーチャルオフィスは、実際のオフィスを構えることなくオフィス機能を利用することができるサービスです。
バーチャルオフィスの機能として、
- 法人登記(特定商品取引法)に記載可能な住所の貸出
- 個人専用電話番号の貸出(03番など)
- 郵便物の自宅転送
- 会議(商談)スペースのレンタル
オフィスを必要としない方などは非常に便利なサービスとなっています。
バーチャルショップ
伊勢丹、資生堂、ビームスなどの大手が参入しているバーチャルショップ。
ネットショップと違う点として、アバターを使って、リアル店舗に行ったような体験ができることです。
ウィンドウショッピングや店員への相談、友人と見て回ることも可能となります。
バーチャルイベント
メタバースでのイベントのメリットは、物理的なキャパシティを気にする必要がないことです。
実際には、あの東京ガールズコレクションがオンラインでイベントを開催。
その他にもさまざまなイベントでメタバースが活用されており、イベントとの親和性が高いのかもしれません。
バーチャルスペース
こちらもイベントに近いものですが、バーチャルの3D空間を利用して、展示会や発表会を低料金で開催することができます。
それぞれに合わせた展示会やプレゼンテーション会場、催事会場、ショールームなどを構築できて、AIコンシェルジュの機能でスタッフがいなくても簡単な対応をすることも可能です。
バーチャル観光
これまで紹介したサービスはすでに各企業なども参入しており、活用されていますが、バーチャル観光はこれから流行ると言われています。
昨年、沖縄県は「バーチャルOKINAWA」を開始。
バーチャル空間内に、沖縄の街並みや文化を再現しており、また首里城を復元することが決まっています。
さらにHISは、手頃な価格で体験できるオンライン体験ツアーを提供しており、スキマ時間などに出かけることができると満足度も高いとのこと。
メタバースの依存性に注意
メタバースの抱える問題点として、その中毒性から依存してしまうことが挙げられます。
ゲームなどに依存してしまう人が多いことは知られていますが、VRデバイスを利用したメタバースの体験は約44%も高いことが明らかになっているんです。
しかし、依存性というとギャンブルや麻薬のような悪影響を与えるもののように感じますが、良いモチベーションを与える可能性があるとのこと。
まだまだ未知数のことも多いですが、没頭してしまうことで依存してしまう可能性があるということを知っておいてほしいと思います。
メタバースで変わる未来とは?のまとめ
メタバースの世界は、第2の地球といっても過言ではないかもしれません。
現実世界そっくりの土地を作ることもできますし、創作をすることもできます。
また物理的な制約がない分、より可能性を広げること可能です。
バーチャルで旅行をすることができる時代がきていますので、これからますますメタバースの世界は盛り上がっていくことでしょう。