Originally posted 2022-08-16 16:00:47.
技術の進化には目覚ましいものがありますよね。
少し前まで漫画の世界のものだったものが、今では当たり前となっているということも数多くあります。
ムーンショットという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
困難だけども達成すればインパクトを与えると言われているムーンショットについて紹介していきます。
ムーンショットとは?
ムーンショットとは、前人未踏で非常に困難だが、達成できれば大きなインパクトをもたらし、イノベーションを生む壮大な計画や挑戦のことを指します。
もともとは月に向かってロケットを打ち上げることを意味していて、ジョン・F・ケネディが行ったアポロ計画に関するスピーチに端を発した言葉です。
それから半世紀以上経ち、グーグルなどシリコンバレーの企業が使い始め、それ以外でも浸透してきました。
ムーンショットを目標に掲げる理由として、最初から達成できる目標を掲げていては成長が止まってしまうため、現状を飛躍的に変えるような、誰も考えたことがないようなことを目指す方が良いという考えがあります。
内閣府が掲げるムーンショット
内閣府が2050年までに目指す目標として、以下のムーンショットを掲げています。
- 目標1:2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
- 目標2:2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
- 目標3:2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現
- 目標4:2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現
- 目標5:2050年までに、未利用の生物機能などのフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
- 目標6:2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現
- 目標7:2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現
- 目標8:2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現
- 目標9:2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現
達成するためには、さまざまな技術の進化が必要ですが、達成することができればすごい世界になりますね。
次代の革新的技術14選を紹介
米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストがテクノロジーに関する新たな新基軸を発表。
さらに同行のハイム・イスラエル氏が率いるチームがテクノロジー面のムーンショットを14項目列挙しました。
- 6G通信ネットワーク
- エモーショナル人工知能
- 脳コンピューター・インターフェース
- バイオニックヒューマン
- 不老不死
- 合成生物学
- ワイヤレス電力
- ホログラム
- メタバース
- 電動の垂直離着陸機
- 海洋テクノロジー
- 次世代バッテリー
- グリーンマイニング
- 炭素の回収と貯蔵
これら全ての技術が達成されれば、まるで映画のSFのような世界がやってきますね。
不老不死など非常に困難そうそうなものもありますが、決して達成できないものではない気がします。
これらの技術が実現された世界が来ることが楽しみですし、見てみたいですよね。
ムーンショットとは?のまとめ
達成するためには困難が伴うムーンショット。
ですが実現すれば世界を変えることができる目標ですよね。
国家レベルや大企業などが、さまざまなムーンショットを掲げていますが、どれもワクワクしてしまうものばかりです。
それらのムーンショットが達成されるのを楽しみにしたいと同時に、個人でもムーンショットを持って、行動していけるといいかもしれませんね。
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