2025年11月、原付50ccバイクが絶滅!?普通免許で125cc乗れる?

2025年11月、原付50ccバイクが絶滅!?普通免許で125cc乗れる?

2025年11月に原付50ccバイクが生産終了となる可能性が高いことを知っていますでしょうか?

これは、排気ガス規制の強化によるもので、原付50ccバイクを愛用する多くの人々にとって、大きな衝撃を与えています。

そんな中、気になるのが「普通免許で125ccバイクに乗れるって本当?」という点。

本記事では、原付50ccバイク生産終了の背景や影響、そして普通免許で125ccバイクに乗れるかどうかについて、詳しく解説してい期待と思います。

原付50ccバイク生産終了の衝撃

2022年7月20日、国土交通省は、令和5年11月30日をもって、原付1種(50cc以下)バイクの生産を終了する旨を発表しました。

この発表は、原付50ccバイクを愛用する多くの人々にとって、大きな衝撃を与えました。

長年、50ccバイクを愛用している方にとっては、なかなかにショッキングなニュースではないでしょうか。

2025年11月、原付50ccバイクが絶滅!?

原付50ccバイク生産終了の理由は、排気ガス規制への対応が難しいためです。

原付50ccバイクは、白ナンバーで運転できるため、多くの人が日常の足として利用しています。

しかし、近年の排気ガス規制の強化により、原付50ccバイクのエンジンを改良して規制をクリアするためには、コストが膨大にかかることが予想されます。

そのため、メーカーは原付50ccバイクの生産を終了する判断を下すのではないでしょうか。

なぜ50ccバイクがなくなるのか?

2022年に始まった国内排出ガス4次規制。

2022年10月から全面適用されましたが、原付一種クラスのみ2025年10月末まで猶予が与えられています。

この排ガス規制は、小排気量車になればなるほど対策することが難しい。

50ccでクリアしようとすると、技術的にも難しい上にクリアしたとしても価格が跳ね上がってしまいます。

そうなると、セールスの減ってきている50ccは、さらに売り上げが落ち込むことが想像できるかと思います。

その難しさなどがあったため、50ccのみ猶予が与えられましたが、やはり規制値をクリアすることは難しいので、2025年11月には50ccは絶滅すると言われているんです。

原付が125ccバイクに?

そこで9月、警視庁は、原付の二輪車区分を総排気量125㏄以下に引き上げることを検討することを発表しました。

そうなりますと、原付免許で125ccまでのバイクに乗れるようになります。

ですが、そのまま125ccのバイクに乗れるということではなく、125ccバイクの最高出力を50ccバイク並みに落として乗るということになりそうです。

また、2人乗りの禁止や2段階右折はそのまま。

世界のバイク市場では、110ccがメインとなっており、エンジンも安く作れるので、メーカーとしてはこちらの方がおいしい話。

乗り手にとっても、原付免許で大きいバイクに乗れるようになるので、ウィンウィンなのではないでしょうか。

原付50ccバイクの代替案

原付50ccバイク生産終了後の代替案としては、以下のようなことが考えられます。

  • 原付1種を50ccから125cc
  • 普通免許で125ccバイクに乗れるようにする
  • 電動バイクの普及を促進する

まず1つ目は、先ほども紹介した125ccにする案ですね。

2つ目は、125ccに乗れるようになるというもの。

そして3つ目が、電気で動くバイク、電動モビリティの開発です。

ホンダが、カーボンニュートラルの実現を掲げて、電動二輪車の普及に向けて取り組んでいます。

さまざまな電動モビリティを発表していますが、2023年11月、EM1 e:(イーエムワン・イー)を発表されました。

一目でわかる原付クラスのスクーターで、街のあちこちにある交換・充電ステーションで、手軽にバッテリーを交換しながら走ることができます。

これだけ見ると、電動スクーターの方が良いと思いかもしれませんが、高価格であることがデメリット。

電動化もコストがかかってしまうので、そのことが課題となっています。

まとめ

原付50ccバイク生産終了は、原付50ccバイクを愛用する多くの人々にとって、大きな衝撃を与えました。

原付50ccバイク生産終了後、普通免許で125ccバイクに乗れるようになる可能性も考えられます。

しかし、いずれにしても、原付50ccバイク生産終了は、バイク業界にとっても、社会にとっても大きな転換点となることは間違いありません。

125ccに乗れるようになるのか、新たな電動モビリティが誕生するのか、いずれにせよ今後の動向を注視していく必要がありそうですね。。