アルファ米が危険は誤解！体に悪いと言われる原因と非常食に向いている3つの理由

防災グッズは最低でも3日分の水と食料が必要だと言われていますが、食料の中でも重要なのがエネルギーの補給ができるお米です。

お米が大事だと言われても、レトルト食品やフリーズドライ食品、アルファ米など種類があり「どれを選べばいいのかわからない」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

当サイトでは長いもので7年ほど長期保存ができるアルファ米の備蓄をおすすめしていますが、検索エンジンで検索すると「危険」という言葉があり購入をためらってしまいますよね。そこで、今回が以下のような悩みを解決し、なぜアルファ米がおすすめなのか詳しく解説していきます。

結論からお伝えすると、炊き立てのお米を急速乾燥させお湯や水を入れるだけで食べられるよう調理されているので、アルファ米に危険性はまったくありません。

災害時の備蓄だけでなくアウトドアなどにも活用できるので、アルファ米がどのような食品なのか、肝心の味はどうなのか詳しく紹介していきます。万が一に備え備蓄する食材を探しているという方、アルファ米の味が知りたい方は最後まで読んでみてください。

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危険性ゼロ！そもそもアルファ米とは何なのか

アルファ米は炊き立てのご飯を急速に乾燥したもので、お湯や水を注ぐだけで食べられ非常食やアウトドアに利用されている食品です。アルファとは米のでんぷん状態のことで、炊飯して柔らかくなった状態のことをアルファ化状態といいます。

炊いたお米を放置すると品質と味が落ちてしまうので、あえて乾燥させいつでもおいしく食べられる工夫をほどこしてあるのがアルファ米です。

これから作り方の工程を紹介していきますが、工程を見ればなぜアルファ米の危険性はゼロなのかが理解できます。

炊いたお米を乾燥させ具材とともにパッケージに入れるだけなので、防腐剤などを一切使用せず安心して食べられるのがアルファ米です。

アルファ米が危険だと言われている3つの理由

長期間保存できお湯や水があれば食べられるアルファ米ですが、危険と言われると食べていいのか迷ってしまいますよね。

なぜ危険だと言われているのか理由がわかれば真実なのか判断できるので、代表的な３つの原因を紹介します。

アルファ米は炊きあがったお米を熱風で乾燥させパッケージ化したものなので危険性はなく、安心して食べられる食品です。

では、なぜ危険だと言われているのか、３つの理由を詳しく紹介していきます。

過去に集団食中毒が起こったから

2017年5月19日と20日に都立高校がおこなった防災訓練に参加した350人のうち、112人に軽度の腹痛や下痢などの症状が現れたことがあります。

東京都がおこなった調査によると以下の5つの理由から食中毒と認定され、アルファ米が危険だという認識が一気に広がりました。

食中毒の原因はアルファ米のわかめご飯であることはわかっているものの、大手食品メーカーは自社の商品ではないと相次いで発表しています。

たしかに集団食中毒は起こったものの自然の中での作業は菌が付着し食中毒のリスクが高まるので、手洗いや消毒、調理器具を清潔にするなど対策をすればアルファ米は危険な食品ではありません。

防腐剤が入っていると思われている

どのメーカーも3年～7年と賞味期限が長いこともあり、大量の防腐剤が入っていて危険だと誤解している人がいます。

しかし、アルファ米を販売している食品メーカーは品質管理にこだわり安全性の高い商品を販売しているので、危険性はまったくありません。

食品の安全の国際規格であるFSSC22000及びISO22000を認証取得しました（本社工場）。FSSC22000はオランダの食品安全認証財団が開発した食品安全についての国際規格であるISO22000に、フードディフェンス等を盛り込んだ一般衛生管理の具体的な手法が追加されています。
製造工程だけでなく、科学的かつ体系的に分析された管理手法で、原材料受入から出荷・運送にいたるまで管理を行い、お客様に安全な食品を提供いたします。

（引用）アルファ―食品株式会社

アルファ米は長期間常温で保存できるよう乾燥させ微生物が繁殖できないよう品質を管理したうえで販売しているので、食べるときまで米の味わいを保つ工夫がされています。

どのメーカーも原材料や品質管理をこだわり商品を販売しているので、危険だというのは誤解なので安心して食べられますよ。

太りやすい食材だと思われている

アルファ米は登山などのアウトドアや災害時に食べることを想定し作られているため、1食あたりのカロリーが高いと思われています。

しかし、アルファ米は炊きあがったお米に熱をあて急速乾燥させているだけなので、普段食べる白米と何ら変わりはありません。

のちほどレビューするアルファ―食品の白米と、普段食べている白米の成分をお茶碗大盛一杯分の量で比較していきます。

（出典）アルファ―食品、Life Log Technology

上記のようにアルファ米と普段食べている白米のカロリーは変わりないので、太りやすく危険だというのは誤解です。

アルファ米が非常食に向いている3つの理由

お湯や水があれば食べられるのもアルファ米が非常食に向いている理由ですが、ほかにもアルファ米をおすすめする理由があります。

地震大国とも言われる日本はいつどこで何が起こるかわからないからこそ非常時の備えが重要なので、用意しておくと以下の理由から心に余裕が生まれます。

アルファ米を購入しておけば災害時だけでなく、体調不良で外出できないときや悪天候で買い物に行けないときでも便利です。

アルファ米にはどのようなメリットがあるのか、詳しく紹介していていきます。

賞味期限が長く長期保存に適している

メーカーによって異なるものの賞味期限が5年ほどの商品が多く、長いものでは7年保存できるメーカーもあります。

どの程度保存できるのか、各メーカーのアルファ米の賞味期限を比較していきます。

流通段階で賞味期限が5年を切ってしまうケースもありますが、長期間ストックでき賞味期限切れの心配がほとんどないのもアルファ米の魅力です。

賞味期限切れを起こさないよう定期的にアルファ米を食べて新しいものと交換すれば賞味期限を心配する必要がないので、定期的に非常食のストックを一新するとよいです。

お湯や水を注ぐだけで食べられる

アルファ米は非常食やアウトドアの食事として利用されていますが、お湯や水を注ぐだけで食べられるのも重宝されている理由の1つです。

たとえば災害時に水や電気、ガスがすべて止まってしまった場合は食材が限られてしまいますが、常備している水さえあればご飯が食べられます。

わたしが実食したアルファ―食品のアルファ米は注水線までお湯または水を入れ、熱湯なら15分、15度の水なら60分待つだけで食べられます。

500mlのペットボトル1本で3食分のアルファ米が作れるので、いざというときに重宝すること間違いなしです。

種類が豊富で飽きずに食べられる

どんなに手軽な商品でも白米しかなければ飽きてしまうものですが、最近では非常食のバリエーションは豊かで災害時でも飽きずに食べられるよう味を選べます。

さまざまな味をストックしておけば家族の好みに合わせて食べられるので、どのような商品が販売されているのかアルファ―食品を例に紹介していきます。

紹介したのはアルファ米のご飯だけですが、おこげやレトルトのおかゆ、スープやぜんざいなどご飯以外の種類も豊富です。

災害が起こると支援物資の到着まで3日～7日ほどかかってしまうので、アルファ米をストックしておけば非常食の支給が始まるまで飽きずに食事を楽しめます。

アルファ米のメーカー選びに悩む人におすすめのアルファ―食品について

アルファ米は各メーカーから販売されているので、商品選びに迷ってしまうものです。
そこで今回、お歳暮ギフトも好評なアルファ―食品のアルファ米を購入し実食したので、赤裸々に感想をお伝えします。

アルファー食品の概要

アルファ米は安全性も高く非常食として優れているものの、肝心の味がイマイチでは非常食として役に立ちません。

とはいえ各メーカーからアルファ米が販売され商品選びに迷ってしまうものなので、味に定評がありおすすめのアルファ―食品を紹介します。

ほとんどの商品が1食300円台と価格面は他社と同じくらいですが、ご飯だけでなくスープやおこげ状のおやつも食べられるのがアルファ―食品の特徴です。

非常時に何を食べようか迷える楽しみを持てるのもバリエーションが豊富だからこそなので、まだ非常食を購入していない方はアルファ―食品の公式サイトを覗いてみてくださいね。

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到着から実食の様子をレビュー

今回初めてアルファ―食品のアルファ米を食べましたが、非常食はこんなに進化しているのかと驚きました。
どのメーカーか悩んでいるならアルファ―食品一択と言えるほどおすすめなので、どのようなメーカーなのか、味はどうなのかを詳しくレビューしていきます。

注文しておいた商品が届きました

中には、商品と・・

保存用ケース（厚紙）はA4サイズ

納品書と共に丁寧なお手紙も・・・

保存用ケースは、引き出しや本棚にスタンバイ出来るようになっています

とても良いアイディアだと感心しました。

アルファー米の作り方

今回初めてアルファ―食品のアルファ米を作りましたが、非常食はこんなに進化しているのかと驚きました。
作り方は、商品のパッケージに下記の様な画像で説明されています。

いよいよ作っていきます

アルミ袋を開封すると

脱酸素剤とスプーンを取り出す

ポットでお湯を注ぎます（お湯または水、約170mlを準備）

熱が逃げないように、しっかり口を閉じて15分待つ！（水なら60分）

出来上がり！いよいよ実食します！！

茶碗に移してみると、とても美味しそうになりました！

実際おいしく食べられるの？ 7人が実食したアルファ米レビュー

今回実食したアルファ米は防災用非常食の大手メーカー「アルファ―食品」のもので、感想が偏らないよう会社のスタッフや友人にも協力を仰ぎ感想をもらいました。

「大多数が好きな味付けで購入したいと思った」との声が多かったので、実際に食べた6人の感想を紹介します。

結論からお伝えするとアルファ―食品のアルファ米は老若男女問わず食べられる味付けになっているので、小さなお子さんや高齢者のいる家庭にもおすすめの商品です。

初めてアルファ米を食べた人はどう感じたのか、感想を詳しく紹介していきます。

スプーン入りでアウトドアに向いている

たとえ1食あたりの価格が安くとも長期保存できなければコスパは悪くなってしまうので、1食360円で5年間保存できるなら安いと考えられます。

スプーンが入っていればお湯や水だけで食べられるので、災害時だけでなくアウトドアにも利用でき非常に便利です。

老若男女問わず食べることを想定しているからこそ味は濃くないものの、幼児や高齢者、塩分を制限している方でも食べられます。非常用の持ち出し袋に調味料を入れておけば好みの味に調節できるので、たとえ薄味でもおいしく食べられますよ。

お水でもいつものご飯のように簡単につくれました

水でも普段の炊飯器で作るのご飯と同じように、軟らかく食べられることはとてもありがたいことですよね。もし災害に出会ってしまって、電気もガスも使えないような状況でも水が170㏄だけあれば、ご飯が食べられて命を守れるのですから！

『防災グッズは最低でも3日分の水と食料が必要』と言われているので、我が家にも最低でも3日分の家族分を是非とも保存しておきたいですね。

飽きずに数日食べられそう

災害時を想定して作られているからこそ、味や見た目だけでなく栄養バランスを考慮し商品を開発しています。

味付けご飯やドライカレーは1食360kcalほどの栄養が摂れ3食分で1,080kcal摂取できるので、非常時ということを考慮すれば十分な栄養をまかなえます。

何より不安やストレスがつきまとう災害時に「何を食べよう」と迷い飽きずに食べられると明るい気分になるので、さまざまな種類をストックしておくと支援物資到着まで食が楽しみになること間違いなしです。

５年以上保存でき持っていると安心

非常食と聞くとどうしても「まずい」「とりあえず栄養を摂るもの」というイメージがありますが、良い意味で期待を裏切られたとの感想をもらいました。

水を注ぐと冷めたおにぎりのような感じですが、お湯を注ぐとモチモチ感があり出来立てのおいしさを味わえるのもアルファ米ならではです。災害時は温かいものを調達するのが難しいので、ご飯だけでもホカホカのものを食べたいですよね。

5年以上ストックできるため購入して損はないと感じさせる味だったと言っていたので、いざというときのために持っていると安心です。

60分待つだけでこのクオリティは凄い

アルファ米は密閉された袋内の酸素を吸収し劣化を防ぐため、パッケージ内に入っています。脱酸素剤は公的機関の急性毒性試験で安全性が確認されている成分ではあるものの、入っていることを認識しないとお湯を注いでしまう可能性があるので注意してください。

肝心の味も「お店の味とまではいわないが高クオリティ」との評価をもらい、災害時以外でも問題なく食べられる味と感想をもらいました。

アルファ米を初めて食べた人は今までの非常食の概念をくつがえすほどおいしいと感じるはずので、ぜひ1度食べてみてください。

水で1時間でこんなに食べれるのは嬉しい

アルファ化米は、災害時の非常食としても活用されている食品です。口コミによると、風味はあまりなく、味はイマイチだとのことですが、緊急時には良くできた食品として評価されています。また、おかず次第では美味しいという意見もあります。

災害時には、水で1時間で調理できる点がありがたいですよね。また、災害時には、食べ物の選択肢が限られるため、そんなに贅沢を言ってられないです。

量も十分なくらいで腹持ちも良く気に入りました

アルファー米は、幅広い年齢層や塩分制限をしている方でも食べられる薄味になっています。必要ならば、非常用の持ち出し袋に調味料を入れておけば、好みの味に調節できます。また、簡単に作れて、保存期間も長く、ゴミも小さく処分できるため、おすすめです。

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賞味期限内で未開封のアルファ米なら危険性はまったくない

アルファ米のわかめご飯で食中毒が起きたことから「危険な食べ物なのでは」との憶測が広がってしまいましたが、各メーカーともに安心して食べられるよう品質管理を徹底し商品を販売しています。

本来であれば安心安全の非常食なのですが、保存方法や調理時の菌の付着には十分配慮してください。

5年以上保管できる商品も販売されているものの、体に悪い添加物は一切含まれていないので安心して食べられます。

少量のお湯または水があれば非常時でも美味しいご飯が食べられるので、いざというときに備え用意しておくと安心です。